このページでは、LINEモバイル(ラインモバイル)と、mineo(マイネオ)を徹底比較していきます。
これを読めば、両サービスの「特徴」と「メリット・デメリット」が整理でき、どちらの格安SIMがあなた向きなのかバッチリ分かります!
というわけで…LINEモバイルとmineo、両サービスを比較していきたいと思います!
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LINEモバイルの特徴
LINEモバイルはおなじみのSNS「LINE」が運営する格安SIMです。
今や生活の一部とまでなった「LINE」を運営しているという他にない強みを活かして、グングン進化を続けていますが、au、ドコモ、ソフトバンクの全キャリアの回線を取り扱うなどより一層の盛り上がりを見せており、今最も注目すべき格安SIMだと言われています。
またLINEモバイルは、とにかくシンプルでバランスが取れたサービスです。料金プランやオプションや、使い方、どれも分かりやすく設計されています。すべてが複雑な大手キャリアにうんざりした人にはピッタリなサービス設計となっています。
そんな優等生のLINEモバイルの料金表とメリット・デメリットは下記になります。
LINEモバイルの料金表
LINEモバイルの料金・プラン一覧表です。
LINEモバイルでは、まず「プラン」を選び、次に「データ容量」を選択していく形式となっています。「カウントフリー」がオプションという形式ではなく、初めからプラン料金に含まれているのが特徴です。
② SIMカードの種類を選ぶ(データ専用SIM?音声通話SIM?)
③ データフリーオプションを選ぶ
④ 月に必要なデータ容量を選ぶ
LINEモバイル公式が開示したデータによると大半の人がSNSフリーオプションを選択しているとのことです。
やっぱり「データフリー」のメリットを最大限受けたいですよね!実際私もSNSフリーオプションで、データ通信量を3割ほど節約できちゃってます。契約ギガ数を1つ下げられるほどの威力です。
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LINEモバイルのメリット
・そこそこ回線が早い
・ドコモとソフトバンクの回線を扱っている
・月々500円のプランあり
・LINEのID検索ができる
・LINEアプリで24時間365日サポートを受けられる
・2%の高還元率のLINE Payが使える
LINEモバイルのデメリット・注意点
・低速/高速モードの切替ができない
・1GBもらえるフリータンクがない
・サポートできる店舗がない
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mineoの特徴
mineoは、ケイ・オプティコムという関西電力グループの会社が運営する格安SIMサービスです。
2014年からサービスを開始しており、格安SIMの中でも比較的歴史のあるサービスです。4周年を迎える2018年現在でもサービスのアップデートを続けており、多くのユーザーから支持され続けています。
mineoの特徴は、なんといっても「フリータンク」の存在です。フリータンクは完全独自の機能ですし、その上回線を選べる格安SIMの中では比較的安定しているサービスだと言えます。
そんなmineoの料金表とメリット・デメリットは下記になります。
mineoの料金表
mineoのプラン・料金一覧表です。
mineoは、まずドコモ回線・au回線のどちらを使うかを決めてから、データ容量を決めていく形式となっています。
ちなみに、Dプランはドコモ回線、Aプランはau回線です。通信会社の頭文字がプラン名称になっています。(ちょっと分かりづらいような…。)
こうして見てみると、音声通話SIMの場合、Aプランのほうが安いことが分かります。
どちらのプランを選ぶかは、あなたが今使っている通信会社と合わせるとよいでしょう。スマホを購入した通信会社と回線種別が同じなら、SIMロック解除の手間を省けます。
もちろん、好みで回線を選択するのもアリです。
なお、ソフトバンクからの乗り換えを検討している方は、スマホのSIMロックを解除してから、どちらかお好きなプランを選んでいく流れになります。特にこだわりがなければ、安いAプランを選びましょう。
メリット
・auとドコモとソフトバンク、全ての回線を扱っている
・サポートを受けられる店舗がある
・バーストモード付き
・低速モードで通信容量を節約できる
mineoのデメリット・注意点
・通信速度が格安SIMの中でも遅い方
・LINEのID検索が使えない
・最低価格が700円/月
LINEモバイルとmineoを比較
ここからは、LINEモバイルとmineoを比較していきます。
比較していく項目は、「速度」「料金」「独自サービス」の3点。どれも格安SIMを検討していくにあたって気になってくるポイントですね。気になる人も多いんじゃないでしょうか?
速度
ここからは、LINEモバイルとmineoの通信速度を比較していきます。
下の図は、通信速度を比較したグラフです。明るい黄緑色がLINEモバイル、濃い緑色がmineoです。本日から過去1ヶ月間の通信速度の推移を記録し続けてあります。
いざ見てみると、全体通してLINEモバイルの方が速いことが分かります。またmineoは、だいたい2〜3Mbps遅くなっているのが分かりますね。
ちなみに、2〜3Mbpsほどの差になると、誰が操作しても速度の違いが分かるくらいの差になります。LINEモバイルとmineoで迷っていて、通信速度に敏感な人は、LINEモバイルを選ぶとよいでしょう。
ここ半年以上の推移から分かることをまとめると、下記になります。
・mineoの通信速度は7〜4Mbps
(bps=1秒あたりのデータ転送速度)
・mineoの速度は次第に落ちてきている
・どちらもお昼の時間は速度が落ちる
プラン・料金の比較
ここからはLINEモバイルとmineoの価格・料金の比較です。
格安SIMを契約するにあたって最も重要な要素の1つですよね。両方のサイトへ行って比較するのも大変ですので、ここでバッチリ比較していきます!
ただ、LINEモバイルとmineoのプランを見てみると、通信容量がズレていることが多いので、両サービスに共通している通信容量で比較していきます。
データ専用SIM
まずはデータ専用SIMでの料金比較です。
表のうち赤い項目が、同じ通信容量で安いプランとなっています。
比べてみて分かることについてですが、
1GBの通信容量だとLINEモバイルが圧倒的にオトクです。mineoよりも300円も安い上にLINEのカウントフリーまで付いてきます。
1ヶ月300円の差だと年間4000円近くにもなりますし、最小限の料金で運用したい人はLINEモバイル1択になるでしょう。
ただし、3GB以上のプランだと「200〜300円」mineoの方が安くなってきます。
ここで難しいのが、LINEモバイルにはカウントフリーが付いているため単純な価格比較ができないことです。
安さ最重視であればmineoを選んでしまって問題ないです。
でもSNSをたくさん使うよって人の場合、カウントフリーでデータ容量を節約できちゃいますよね?この場合、LINEモバイルの方が下位プランで済み、安上がりになったりするんです。
カウントフリーがオトクになるかどうかの基準ですが、全体の通信量のうち30%以上をSNSで消費している人は、カウントフリーが非常に有効だと言えます。30%も削減できれば、1つ下のプランの契約で済みますからね。
迷った時は、1ヶ月の通信量のうち、どれだけSNSに費やしているかを確認してみましょう!
・1GBのプラン:LINEモバイルの方が200〜300円安い上にカウントフリーもつく
・3GB以上のプラン:mineoの方が100〜200円安い
・全体の通信量のうち30%以上をSNSで消費している人は、LINEモバイルが有効
音声通話SIM
続いて音声通話SIMの料金比較です。
1GBでの料金プランだとLINEモバイルが安いです。データ専用SIMと同じですね。差にして200〜300円。格安SIM界では、なかなか大きい金額差です。
ただし3GB以上のプランだと「100〜200円」mineoの方が安くなっています。ここもデータ専用SIMと同じです。
ですが、契約容量が上がるにつれて価格差は狭まっていき、10GBになるとLINEモバイルとmineoのDプランが横並びになります。こうなると、カウントフリーが付いてくる分LINEモバイルの方がオトクになってきます。
簡単にまとめると下のようになります。
・1GBのプラン:LINEモバイルの方が200〜300円安い上にカウントフリーもつく
・3GB以上のプラン:mineoの方が100〜200円安い
※ただしLINEモバイルにはカウントフリーがつくので、SNSをよく使う人は要検討
・10GBのプラン:Dプランの場合、LINEモバイルと価格が並ぶ
独自機能を比較
ここからは独自機能の比較です。
LINEモバイルやmineoには、ユニークで便利な機能が付いているのはご存知でしょうか?通信速度、価格と比較してきましたが、それだけで優劣をつけられないのが格安SIMなんです。
どれも非常に便利で、契約の決め手になるような機能ですので、順番に紹介していきますね!
LINEモバイルの特徴
キャンペーンが豪華
LINEモバイルは還元率の高いキャンペーンを頻繁に行っていることで有名です。
他社と比べてもかなり強気なキャンペーンを実施していて、正直少し心配になってしまうほどです。
特に毎度目玉のキャンペーンなのが、「LINEポイント」がもらえるキャンペーンです。
LINEポイントは、Amazonポイントやnanacoポイントと、1ポイント1円〜交換できるので、自分がほしいものをそのまま買うことができるんですよね。スマホを買い替えた後必要になりがちな「画面保護フィルム」や「スマホケース」と交換しちゃうといいと思います。
▼関連記事:今実施中のキャンペーン最新情報まとめ
カウントフリーでSNSがノーカウント
LINEモバイルならカウントフリーで「LINE」はもちろんメジャーなSNSのデータ通信がノーカウントになります!
「カウントフリー」とは、対象サービスの「通信量」がノーカウントになるサービスです。つまりは、通信量の心配とは完全におさらばでき、ほぼ無限にSNSが楽しめるようになるプランです。
対象サービスはこちらです。
LINE MUSIC(MUSIC+プランのみ)
しかも嬉しい機能がもう1つあり…
カウントフリー対象サービスは、通信制限時も高速通信できるんです!
「月末データ容量が足りない…!」なんて時も、SNSだけはサクサクです。イベントや災害時など、SNSをフル活用するタイミングでも通信制限を気にしなくて済みます!
まさにSNS好きには無敵すぎるサービスというわけです。
すべての回線が選べる
LINEモバイルでは、ドコモとソフトバンクとau、すべての回線を選ぶことができます!
mineoと同様のポイントになりますが、他の格安SIMと比べたときの大きな特徴となる項目です。
大半の格安SIM事業者は1種類の回線しか扱っていないですし、そのほか複数の回線を扱っている事業者は、小さい会社だったり不安定なサービスだったりしています。
その点LINEモバイルは、安定性・満足度を維持しつつ、回線の種類を選べちゃうんです。
では、回線を選べることでどのようなメリットが発生するのか気になりますよね?回線を選べることで2つのメリットを受けることができるんです。
メリット①スマホをそのまま使い続けられる
回線を選ぶことで、今まで使っていたスマホを使い続けられます。
というのも、以前使っていた大手キャリアと同じ電波を選ぶことによって、SIMロック解除が不要になり、以前使っていたスマホをそのまま使い続けることができるようになるんです。
「1円でもいいから節約したい!」…なんて人からすると嬉しいメリットですよね。
もちろんSIMロック解除を行えば、auの人もLINEモバイルを使えますし、回線種類に関係なくスマホを使い続けられます。
メリット②好みの回線を選べる
2つ目のメリットは、趣味や生活圏にあった好きな回線を選べることです。
これは、地味に嬉しい機能です。例えば「住んでる地域はソフトバンクの方が調子いい」だったり、「アウトドアをよくするので山間部でつながるドコモがいい」なんていったあなたに合った電波があったりします。
そんな時回線をどちらにするか、選択肢を持つことができます。回線にこだわりがあるようでしたら、LINEモバイルで任意の回線を選んじゃいましょう。
LINEアプリの年齢認証を突破できる
LINEモバイルは、LINEアプリの年齢認証が突破できる唯一の格安SIMです。
LINEアプリの年齢認証は、大手キャリアで持っている「年齢情報」を照会することで18歳以上かどうか、判定しています。そのため、大手キャリアと仕組みが違う格安SIMでは年齢情報を照会できず、年齢認証を突破できないのです。
ですが、LINEモバイルは会社内で情報連携を行うことで、年齢認証ができるんです。LINEの会社内で情報連携するだけですし、当然といえば当然ですよね?
これまでLINEを使えていたのと全く同じように、乗り換え後もLINEアプリを使えます。
めんどうな追加設定や、乗り換え後にできないことを覚える必要もありません。あなたが18歳以上であれば、これまで通りID検索機能を利用できます。
LINEアプリで24時間365日問い合わせできる
LINEモバイルは「いつでもヘルプ」を使って24時間365日サポートを受けることができます。
「いつでもヘルプ」はLINEアプリを使ったチャット形式の問い合わせで、その名の通り24時間365日、即座に返答がきます。「即座に」といっても人が常に対応しているわけではなく、AIが返答してくれるんです!
方法は簡単です。LINEアプリを使って、「LINEモバイル公式アカウント」にLINEする形式で問い合わせを行うのですが、送ったワードからAIが適切な答えを推測して返してくれるんです。
このAIかなり優秀で、網羅的にワードを拾ってくれるんですよね。
もちろん、AIの返答で問題が解決しない場合は、オペレーターさんが手動で返答してくれます。
いつでもヘルプは、AIとオペレーターさんの2段構えってわけですね。
mineoの特徴
フリータンクでデータをもらえる
mineo(マイネオ)より引用
mineo最大の特徴としてあげられるのが「フリータンク」です。
フリータンクは毎月契約している通信容量に1GB分追加でもらえる機能です。めちゃくちゃオトクな機能ですよね!
フリータンクの仕組みですが、mineoユーザー同士で、余ったり足りなくなったパケットを分け合っている様子をイメージしてみると分かりやすいです。
ユーザーは余った高速データ通信容量をフリータンクに預けられるようになっており、そこで貯められた分を、必要に応じて1GBまで引き出せるようになっているんです。
まさに「助け合い」のすばらしいサービス設計だと言えます!
auとドコモとソフトバンク、全ての回線を選べる
mineo(マイネオ)は大手3キャリアすべての回線を選べます。
LINEモバイルも同様に全回線を選べますが、全ての回線を選べるのはmineoの特徴を語る上で外せない項目です。
大手3キャリアとは、ドコモ、ソフトバンク、auの全ての大手携帯会社のことを指します。
ふつう格安SIMといえば、回線は1種類固定か、多くても2種類の中から選ばなくてはなりません。しかし、mineoなら完全自由!あなたに合った回線を自由に選ぶことができるんです!
全回線を選べると大きく分けて2種類のメリットがあります。
店舗でサポートを受けられる
mineoでは、サポートを受けられるショップが用意されています。
ショップには「mineoサポート店」と「mineoショップ」の2種類があり、受けられるサポートが少し違っています。さらに両店舗は全国47都道府県にあり、家電量販店やケータイショップが「mineoサポート店」となっています。店舗検索はこちらの公式サイトからできます。意外と身近にたくさんありますね。
「mineoサポート店」では、お申し込みからSIMカードの差し替え、初期設定まででき、「mineoショップ」では、上の手続きに加えてmineoの取扱端末を実際に操作できたりします。
どうしても難しい操作はめんどくさい!やってもらいたい!という人は、mineoのサポート店に行ってみるとよいでしょう。
バーストモードで通信制限時も少し便利
mineoにはバースト機能があります。
バースト機能とは、低速通信や通信制限時でも、最初の読み込みだけ一瞬高速通信ができる機能です。通信制限になりがちな人にとっては嬉しい機能ですね。
ただし、バーストモードで高速通信ができるのはほんの一瞬だけで、データ量にして75kbまでです。75kbというとちょっと重いページだと読み込めなかったりします。機能するとしたら、Twitterの投稿やLINEの送信くらいでしょうか…。
まとめ:あなたへのおすすめはコレ!
ここまで、LINEモバイル(ラインモバイル)とmineoを徹底比較してきましたが、いかがだったでしょうか?
どちらもかなり人気な格安SIMなため、どちらが優れているか判断が難しいというのが本音です。でも、サービスのポイントを押さえれば、かならずあなたに向いている格安SIMが浮かび上がってくるはずです!
この記事のだいじなところを下にまとめます!
料金:
・1GB前後の契約ならLINEモバイルが安い
・5〜10GBの契約ならmineoが安い
注目のポイント:
・LINEモバイル:カウントフリー、通信速度が速い、キャンペーンがお得、LINEのID検索ができる
・mineo:フリータンク、auとドコモの2回線を使える、サポートを店舗で受けられる
・回線速度を重視したい
・月々500円〜の料金でスマホ・タブレットを使いたい
・家族や友達とオトクに使いたい
・LINEの年齢認証を突破してID検索を使いたい
・フリータンクでデータ容量をもらいたい
・6〜10GBのプランを契約したい
・au回線を使いたい
・わからない時は店舗でサポートを受けたい
LINEモバイルに乗り換えてみたいと思った方は、LINEモバイルへの乗り換え(MNP)徹底解説ページのほか、メリット・デメリットも詳しく解説してあります。ぜひ読んでみてくださいね。
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