このページではLINEモバイル(ラインモバイル)と
IIJmioの比較&解説をしていきます!





IIJmioは各所で優秀なSIMと紹介されていますし、一方でLINEモバイルは今1番の盛り上がりを見せていてグングン伸び続けています。
いざ、検討しようとするとどっちがいいのか分からなくなってしまいますよね。
この記事は下のような人に向けてLINEモバイルとIIJmioを比較していきます!あなたが格安SIMを選ぶ中での検討材料となれば幸いです。
IIJmioとLINEモバイルで比較をしたい、差が知りたい人
両サービスの違いを理解して、自分にあったスマホが選べるようになります!
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【結論】IIJmioとLINEモバイルでおすすめなのは?
まずは結論からです。
LINEモバイルとIIJmioはどちらも業界トップを争う優秀な格安SIMです。ですので、一言で「こっちのほうがいい!」とは決められない状態です。
ですが、格安SIMには人によって向き不向きがあります。
ここではLINEモバイルとIIJmioが「どんな人におすすめなのか。」を紹介していきます!
・シンプルでわかりやすくスマホを使っていきたい人
・ソフトバンク回線でオトク+最速回線でスマホを使いたい人
・大容量のデータ通信が必要な人
・家族でオトクにデータをシェアしたい
・au回線を使いたい人
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LINEモバイルについて知ろう
LINEモバイルのプラン・料金
LINEモバイルの料金・プラン一覧表です。
LINEモバイルでは、まず「プラン」を選び、次に「データ容量」を選択していく形式となっています。「カウントフリー」がオプションという形式ではなく、初めからプラン料金に含まれているのが特徴です。
② データ容量を選ぶ
※ カウントフリーはオプションでなく、プランごとに決まっている。
LINEモバイル公式が開示したデータによると大半の人がコミュニケーションフリープランを選択しているとのことです。


LINEモバイルのメリット&特徴
LINEモバイルのメリット&特徴についてです。
赤い文字の項目が、IIJmioとの比較で重要となってくる項目です。
・SNSのカウントフリーがお得
・回線が早い
・ドコモとソフトバンクの回線を選べる
・どの回線でもテザリングができる
・LINEのID検索ができる
・LINEアプリで24時間365日サポートを受けられる
・2%の高還元率のLINE Payが使える
IIJmioとの比較にあたっては、「SNSカウントフリー」「回線速度」「ドコモとソフトバンクの回線を選べる」点が重要になってきます。



また、LINEモバイルはキャンペーンがお得なことでも有名です。
格安SIMを初期から追いかけてきた私からしても、他社ではなかなかできないだろうな、というレベルのキャンペーンを実施しています。
LINEモバイルのデメリット&注意点
ここからはLINEモバイルのデメリット&注意点です。
・低速/高速モードの切替ができない
・ドコモ回線の場合、IIJmioより回線品質が劣る
・サポートを受けられる店舗がない

そこまで大きなデメリットではありませんが、上記のほかに回線品質と速度の安定感でIIJmioに劣る可能性があります。

IIJmioについて知ろう
IIJmioとは、株式会社インターネットイニシアティブが運営する格安SIMです。




上で話したように、IIJmioは日本で最初のフルMVNOの格安SIMです。裏を返せば、最も長く続いている格安SIMということです。
特徴は、とにかく安定感と信頼性!
ちょっとだけお堅い、安心感抜群の企業によって長年運営されてきた、今もトップ争いに参加している「強豪SIM」ということになりますね。
IIJmioのプラン・料金
IIJmioのプランは、ドコモとauの回線から選びます。
この時どちらの回線を選んでも料金は変わりませんが、データ専用SIMを選ぶ場合、ドコモ回線のDプランにはSMS機能がつかないので注意です!
回線種別を決めた後は、データ容量を3、6、12GBの3種類から選びます。
さらにデータを追加したい人はオプションとして20GB、もしくは30GB追加できる
かなり大容量の契約となるが、同一プラン内でのA回線・D回線でデータ容量を共有することができるので、家族で利用するときには有効です。



また、プランごとに設定できるSIMの枚数が決まっています。3GBと6GBのプランでは2人まででしか使えないことを頭に入れておきましょう。
ライトスタート(6GB):2枚
ファミリー(12GB):10枚
IIJmioのメリット&特徴
ここからは、IIJmioのメリットと特徴について解説していきます。
ファミリーシェアプランで大勢で安く使える
auの回線が使える→auのスマホはSIMロック解除不要
大容量データのオプションがある
取扱スマホが多くスマホをセットで買うなら安い
LINEモバイルと比べて、IIJmioを選ぶ時の大きなメリットとなる点を4つに分けて解説していきます。
ファミリーシェアプランがオトク
IIJmioの強みの1つが、ファミリープランで複数人で1つのプランを共有できることです。
誰かと使うことが前提となりますが、半額もしくはそれ以下の金額で使えちゃいます!


前でも解説しましたが、プランごとに設定できるSIMの枚数が決まっています。
3GBと6GBのプランでは2人まででしか使えないことを頭に入れておきましょう。
・ライトスタート(6GB):2枚
・ファミリー(12GB):10枚
auの回線が使える
IIJmioではauの回線も選べます。
LINEモバイルではソフトバンクの回線も選べるので、回線の種類の数で劣ることはないです。ただ、現在au回線を使っている人にとってはIIJmioを選んだほうが楽になることもあります。
というのも、元々auで買ったスマホであれば、SIMロック解除がいらなくなるからです。
SIMロック解除については下の記事に詳しくまとめてあります!IIJmioと同じくauの回線を使える格安SIM、mineoについての比較記事も合わせてどうぞ!


大容量データのオプションを選べる
大容量オプションは、毎月20GBまたは30GBが増量されるオプションです。
料金は月額制で下のような金額となっています。
・30GB:5,000円
この大容量オプションですが、スマホの使いみちに大きな選択肢を持てるのが大きなメリットです。
20GBという大量のデータ容量はLINEモバイルでは契約できません。追加データ課金で増やしていくことはできますが、1GB1000円かかるため、20GBも増やすには2万円かかってしまいます。

そんなときでも、IIJmioなら必要なときだけピンポイントで増量できるんです。
もちろん、プラン内でシェアできるので、ファミリーシェアプランでのデータ増強に使えます。その上、20GB3100円という金額は圧倒的に破格です!安すぎます。
こういった柔軟な使い方ができるのもIIJmioの強みの一つです。
IIJmioのデメリット&注意点
ここからは、IIJmioのデメリット&注意点について解説していきます。
先程メリットをたくさん解説してきましたが、LINEモバイルと比べた時のデメリットも知っておきたいですよね?
まずは、LINEモバイルと比べた時のデメリットをあげていきます。
プランが複雑で分かりづらい
カウントフリーがない
au回線だとiOSでテザリングができない
いかがでしょうか。


選べるプラン&データ容量が少ない
IIJmioは、プラン・データ容量の選択肢がとても少ないです。3GB、6GB、12GBの3種類しか選べません。
もちろん、オプションでデータ容量の追加はできるのですが、20GB・30GBとかなり大きい単位で小回りがききません。
格安SIMを契約する人の中には「1GBだけでいい」という方や、「6GBだとちょっと少ないけど12GBもいらない」と感じる人も大勢いると思います。
そういった方々には少し優しくないプラン設定となっているかもしれません。
プラン・データ容量の選択肢の豊富さならDMMモバイルがオススメです。

プランが複雑で分かりづらい
プランや公式サイトの複雑さもIIJmioの弱点です。
実際に見てもらえば分かるかと思いますが、プラン一覧が非常に分かりづらいです。サービス内容や詳細もバラバラな位置に表示されていたりと、内容を理解するのに時間がかかりました。
さらに、回線ごとに商品の細かい仕様が違っていたり、かなり上級者向けの印象を受けます。
もしかしたらあなたも、いろいろ検索してきた果てにこのページに辿り着いたりしてるのではないでしょうか…。



au回線だとiOSでテザリングができない
こちらは注意点になります。
IIJmioのタイプAのSIM、つまりはau回線ではiOSでテザリングができません。
IIJmio公式サイトの料金・プランの項目で確認することができますが、かなり細かく記載があるだけで注意が必要です!
対応端末表でもテザリングの項目が「×」になっているのが分かります。iPhoneXでもできないことに驚きました。au回線側の技術的な問題のようですね。


IIJmioとLINEモバイルを徹底比較!




LINEモバイルとIIJmioを、重要7項目で比較すると下記の表のような結果となります。
LINEモバイル | IIJmio | |
---|---|---|
料金 | ○ | ○+ |
回線速度 | ◎ ソフトバンク回線は特に高速 | ◎ 安定した回線速度 |
キャンペーン | ◎ 契約時&契約後ともにお得 ポイント還元も多い | ○ |
プランの分かりやすさ | ○ | △ |
契約期間 | ○ 1年間:違約金あり (9800円) | ○+ 1年間:違約金は変動式 (1000円〜12000円) |
ポイント還元 | ○ LINEポイントで支払いもできる | × |
サポート体制 | ○+(LINEアプリで24時間365日対応) | ○ |
【比較】LINEモバイルとIIJmioの料金・プラン
IIJmio:○+(ギガ単価だけで言えばIIJmioのほうが安い)
データ専用SIMでの料金比較です。
契約できる最低金額では、LINEモバイルのほうが安くなっています。ですが最低金額のプラン以外のデータ容量では、IIJmioの方がデータ容量が多いにも関わらず、安くなっています。
続いてこちらは音声通話SIMでの料金比較です。
データ専用SIM同様、IIJmioの方がデータ容量が多いにも関わらず、安くなっています。
これはLINEモバイルのほうがカウントフリー分、料金が高くなっていることが原因で、どうしても金額だけで単純比較できない部分になっています。
SNSを多く使う人にとってはとてもオトクなプランになりますが、その反面SNSを使わない人にとっては余分なサービスに感じてしまうことでしょう。
とはいえ価格差は、100円前後。年間にして1000円程度の差でしかありません。
ですので、料金を重視してIIJmioとLINEモバイルを比べる場合は「SNSを日常的に使うか」を中心に考えていくのが良いでしょう。



【比較】LINEモバイルとIIJmioの回線速度
IIJmio:◎(安定した回線速度)
LINEモバイルとIIJmioを通信速度で比較してみます。
※LINEモバイルで使用するのはドコモ回線
下の表にて、直近1ヶ月の回線速度の推移をみてみましょう。緑がLINEモバイルのドコモ回線、ピンクがIIJmioです。
ざっくり見てみると、全体的にLINEモバイルのほうが速度で上回っています。ですが、ところどころIIJmioの方が早くなっている箇所もありますね。
回線速度では、LINEモバイルとIIJmioは同等の速度か、LINEモバイルの方が少し速いと言えます。


【19年1月末追記】
これを書いた時点では、LINEモバイルの方が速度を上回っていたのですが、18年度末以降からは、IIJmioの回線速度の方が早くなっているのがグラフから分かると思います。
LINEモバイルは11月の新CM放送以降、利用者が急激に増え、回線速度が若干落ち込んでしまっているようです。(普段使う分には気にならないのですが…)
上の図で使われているのはLINEモバイルの「ドコモ回線」です。「ソフトバンク回線」ならもう少し回線速度が速くなりますので、これから申し込む予定の方はソフトバンク回線を申し込むのがおすすめです。
ちなみに回線の種類は後からでも変更できます。
【比較】LINEモバイルとIIJmioのキャンペーン
IIJmio:○+(契約時お得。長期割もあり)
LINEモバイルとIIJmioのキャンペーンの比較です。
どちらもお得なキャンペーンを常に実施していますが、LINEモバイルの方が契約時も契約後もキャンペーンを行っており、お得感が強いです。
LINEモバイルのキャンペーンはバラエティ豊かです。
・月額料金が6ヶ月900円引き
・LINEスタンプをプレゼント
・ドコモからソフトバンクへの回線変更無料
・通信速度を計測し、最速チャレンジ成功なら賞品、失敗なら詫びギガプレゼント
などなど…
上のキャンペーンをよくみると、LINEモバイルは契約前だけでなく契約後も得できるようなキャンペーンを実施しています。LINEやSNSでの拡散を狙ったキャンペーンがあったりするのも特徴的ですね。
一方、IIJmioについても契約時のキャンペーンはかなり手厚いものが用意されています。初期費用の割引やデータ増量、Amazonカードの還元など行っており、LINEモバイルに引けをとらないほどです。
ただ、契約後のユーザーへ向けてのキャンペーンはLINEモバイルと比べると控えめな印象です。しかし、3年間使うと割引が入る大手キャリアに近いような「長期割引」を受けられます。老舗ならではのキャンペーンですね。
最速チャレンジの解説記事はこちら!

【比較】LINEモバイルとIIJmioの契約期間&違約金
IIJmio:○+(期間:1年間、変動式の違約金あり:1000円〜12,000円)
違約金の計算式→(12−利用した月数)×1000円
最低契約期間と違約金については、わずかな差でIIJmioに軍配が上がります。
どちらもデータSIMには縛りは一切なし。音声通話SIMには1年間の最低利用期間が設定され、1年未満の契約には違約金が発生します。
違約金も1万円前後とほぼ同額なのですが、IIJmioは変動式の違約金設定となっております。これは格安SIMの中でもかなり珍しいです。
計算式は下記です。12,000円から利用した月×1,000円分引いた金額です。なかなか細かい仕様ですが、そうなんだーくらい感覚で頭に入れておきましょう。


↓LINEモバイルの違約金条件まとめはこちら!

【比較】LINEモバイルとIIJmioのポイント還元
IIJmio:×
ポイント還元に関しては、LINEモバイルの方が優れています。
IIJmioにポイント制度はなく、キャンペーン時にAmazonのギフトカードが配布される程度です。
LINEモバイルは、基本利用料の1%がLINEポイントで還元されるのですが、18年8月末よりLINEポイントでLINEモバイルの支払いができるようになりました。
これまでは、アプリやゲーム、スタンプなど、LINE関連のコンテンツにしか使用できなかったLINEポイントがLINEモバイルの支払いに使えるようになったわけです!


ポイントが貯まり、それを支払いに当てられるという点で、ポイント還元についてLINEモバイルのほうが優れています。
【まとめ】LINEモバイルとIIJmioを比較!
ここまで、LINEモバイル(ラインモバイル)と
IIJmioの比較&解説をしてきました。いかがだったでしょうか?



LINEモバイルとIIJmioはどちらも業界トップを争う優秀な格安SIMです。なので、正直一言で優劣を決められません。ですが、両方とも大きな特徴があり、その特徴次第であなたに向いている格安SIMがあるはずです。
mineoや楽天モバイル、DMMモバイルなどの比較記事もありますので、1番自分にあった格安SIMを探してみてくださいね!
それではこの記事のまとめを下に記載します!
・シンプルでわかりやすくスマホを使っていきたい人
・ソフトバンク回線でオトク+最速回線でスマホを使いたい人
・大容量のデータ通信が必要な人
・家族でオトクにデータをシェアしたい
・au回線を使いたい人
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