このページでは、LINEモバイル(ラインモバイル)のデメリット・注意点について比較&解説していきます!
先に申し上げておきますが、LINEモバイルを紹介するサイトだからといって、LINEモバイルを良く見せようとするつもりは一切ありません。LINEモバイルの良くないことも全部隠さず書いていきますので、是非参考にしていってくださいね!
LINEモバイルは、実際に多くの人から選ばれていて、格安SIMを調べ尽くした私でも自信を持っておすすめできるサービスです。
ですが、競合他社と比べてデメリットや注意点があるのも事実です。賢く乗り換えるためには、頭に入れておかないといけません。というわけで、あなたも検討しているLINEモバイルのデメリットや注意点…しっかり知っておきたいですよね?
このページでは、下の3点に分けてLINEモバイル(ラインモバイル)の「デメリット」や「注意点」を解説していきたいと思います。
2. 他の格安SIMと比べた時のデメリット
3. そのほかのデメリット・注意点
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1. LINEモバイルVS大手キャリアのデメリット
ここからは、LINEモバイルを大手3キャリアと比べた時のデメリットを順番に解説していきます。
このページを読んでいる方は、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアからの乗り換えを検討している方がほとんどだと思います。
乗り換えにより月々5000円の節約ができますが、金額が下がる分、注意しておかなきゃならない点もあります。
ここで注意点をチェックしていきましょう!
キャリアメールが使えない
LINEモバイルでは、キャリアから与えられているメールアドレスが使えなくなります。いわゆるキャリアメールというアドレスです。
〜@softbank.ne.jp
〜@ezweb.ne.jp
上のようなメールアドレス、あなたも見たことがありますよね?上のメールアドレスは携帯会社が独自で提供しているものです。そのためLINEモバイルへMNPすると使えなくなってしまいます。
キャリアメールは、大手携帯会社が自社のお客さんのために提供しているものです。なので、他社へ移ってしまったら当然使えなくなってしまうんです。
キャリアメールからの乗換方法は少し長くなってしまうので、別記事で詳しく解説してあります。難しくはないので大丈夫です。
auの場合、SIMロック解除が必要→au回線を選べばそのまま使える!
あなたが以下の条件に両方当てはまる場合、「SIMロック解除」が必要になります。
LINEモバイルでau回線を選べるようになったため、auで買ったスマホもSIMカードを挿すだけで使えるようになりました!
全ての回線を選べる「mineo」と比べた時に明確な弱点となっていましたが、LINEモバイルのau回線取扱で弱点が1つ消えました。
すべての回線を選べる格安スマホって実はかなり貴重なんです!
回線速度が大手キャリアより少し遅い
格安SIMと大手キャリアと比べた時、回線速度が若干劣るというデメリットがあります。
ですが、速度が劣ると言っても、決して遅く感じるほどのものではないです。平均して10Mbps付近のスピードは出ていて、普段使いでは全く影響がないレベルの回線速度です。
ただし、回線が込み合う時間帯には通信速度が落ちてしまう場合があります。これはどの格安SIMでも同様です。※地域や時間によって変わりますが1〜2Mbpsほど。
特に回線が込み合うのは「お昼休み」の時間帯です。
お昼休みは誰もがスマホをチェックしますよね。そのため、回線が込み合い、通信速度が他の時間帯よりも落ちてしまうようです。
とはいえ実際に使っている私としては、SNSをチェックしたり、まとめサイトを見るには遅さを感じません。でも、youtubeなどの大容量コンテンツを閲覧する時は、少し遅さを感じてしまうかもしれません。
店舗窓口がない
LINEモバイルには、店舗やショップがありません。
ここでいう店舗とは「ドコモショップ」「ソフトバンクショップ」のような、キャリアショップを指します。
ですので、機種変更やデータ移行などの作業は、基本的に自分で済ませる必要があります。店頭のスタッフにお願いすることはできません。
ちょっと不安に思う人もいるかもしれませんが、LINEモバイルでは、LINE上の「いつでもヘルプ」で気軽に問題を解決できます。
24時間365日、AIが返答してくれるので、気まずさや手間もかかりません。もちろん解決しなければ、オペレーターさんにつないでもらうこともできます。その点ではキャリアよりも優れているともいえます。
※新規申し込みやMNP転入に関しては、ヨドバシカメラやエディオンなどの、LINEモバイル取扱店舗で済ませられます。
契約後の割引やキャンペーンが少なめ
LINEモバイルは大手キャリアに比べて、契約後の割引や特典が少なめです。
ソフトバンクだったら「SUPER!FRIDAY」、auだったら「三太郎の日」など、大手キャリアは利用者への還元が盛り沢山だったりしますよね。LINEモバイルではそういったお得そうなキャンペーンは控えめ…というデメリットがあります。
最近だとドコモの高額プラン利用者はAmazon Prime特典が使えるようになったよね。
でも、通信会社ってスマホが安く使えればもうそれでいい気もするよ…?
とはいえ大手キャリアが高いのは事実。その儲かった分を他の通信会社へ流出しないよう、キャンペーンで呼び止めているということを頭に入れて置かなければなりません。
大手キャリアとLINEモバイルの値段の差は、5,000円以上。特典なんてもらわなくても、差額を自分に還元すればいいですよね。…というか月5000円も還元されません…!
ちょっとにぎやかな特典やキャンペーンは減ってしまうかも知れませんが、安くなった分は自分のためにお金を使っていきましょう!
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2. LINEモバイルVS他の格安SIMのデメリット
LINEモバイルと他の格安SIMを比較した時の、デメリットです。
格安SIM業界は競争がとても激しく、各企業が身を切るような価格設定だったり、破格のキャンペーンを打ったりしています。
そのため、どの格安SIMにもメリット・デメリットがあります。
もちろん、一方的にデメリットがあるのではなく、特典やサービス内容でカバーしあってる状況で、その部分も合わせて解説していきます。
全格安SIMの中で最安値というわけではない
LINEモバイルは、全格安SIMサービスの中で最安値というわけではありません。価格だけで言えば、他に安いサービスがあったりします。
とはいえ、何千円などといった大きな価格差ではなく、100円〜300円くらいの規模での話です。
逆に、安いだけだと今度はサービス面でのデメリットが増えてきて、回線速度が遅く使い物にならないものだったり、場合によっては「サービス終了!!」なんてケースも実在します。
もちろんLINEモバイルは、多くの人に選ばれているだけでなく、LINEモバイルならではのメリットも多くあるので、価格差を加味しても選ぶ価値はあると思います。
格安SIMは総合力で選ぶべきです。
バーストモードがない
LINEモバイルには「バーストモード」がありません。
「バーストモード」とは、低速モード時に最初の読み込みだけ数秒間高速で読み込める機能のことをいいます。
一部の格安SIMサービスの中にはこの「バーストモード」がついていて、高速通信を使い切ってしまった後も、軽いWebページくらいなら一気に読み込むことができます。
ただ、「バーストモード」といっても全く遅さを感じないわけではなく、画像が多いページなどでは違いが分からなかったりします。
高速/低速の切り替えができない
LINEモバイルには高速通信と低速通信の切り替え機能がありません。
他の格安SIMには、「高速通信」と「低速通信」を切り替える機能が備わっているものがありますが、LINEモバイルにはこの機能はありません。意図的な節約ができないのは、どうしてもデータ通信を節約したい時に、もどかしい思いをするかもしれませんね。
ただ「低速通信モード」でできることはかなり限られています。低速通信モードでは、128Kbps〜256Kbpsくらいになりますので、LINEのテキスト送信くらいが限界です。
コンテンツサイズが大きくなってきた今では、検索もまともできないし、Twitterでもタイムライン更新はできないですし、画像も表示されません。(わたしの手元にあるDMMモバイルの低速モードで試してみました。)
LINEモバイルであれば、データ残量を使い切ってもLINEアプリは常に高速通信状態です。またデータフリープランであれば、TwitterもInstagramも同様にサクサク高速通信のままです。
そのため、SNSでの利用がメインなのであれば、大きなデメリットにはならないはずです。
解約の時は解除料1000円が必要
旧プランを契約の方は、違約金がかかる場合もあるよ。
LINEモバイルは、解約時に1000円の解約金が必要です。
20年2月のプラン変更により、データSIMも音声通話SIMも一律で解約金がかかるようになりました。他社では1万円くらいかかる中、1000円は安めな料金設定。ただし、料金が発生してしまうことは覚えておきましょう。
また、LINEモバイルは最低利用期間もありません。条件は比較的緩めです。
ちなみに、20年2月以前に契約していた方は、1年以内の解約で9800円の違約金が発生します。こういった細かい内容を覚えて置かなければならないのは、残念な点です。
超大容量プランがない
LINEモバイルには超大容量プランがありません。
超大容量プランというのは、20GBオーバーのプランのことを指します。格安SIMによっては、20GBオーバー、時には50GBなんていう超大容量プランが用意されていたりするんです。
ですが、LINEモバイルの最大契約容量は12GB。外での動画配信や、帰りの電車でドラマや映画をたっぷり観たい人にとっては少々物足りないデータ容量です。
とはいえ毎月10GB以上を必須で使っていくのは、正直早々ないかと思います。どうしても大容量のギガが必要な場合は、イオンモバイルやIIJmioなどを検討してみると良いでしょう。
シェアプランがない
LINEモバイルにはシェアプランがありません。
シェアプランというのは、1つのプランのデータ容量を複数人でシェアできるプランです。大容量データプランを用意してある格安SIMによくあります。
シェアプランはうまく使えれば節約効果は大きいです。例えば、30GBのシェアプランを契約し、家族全員で使い回す使い方をすれば、一家全員で6000円に収まってしまったりします。
ですが節約効果は大きい反面、プランや契約が複雑になりがちというデメリットもあります。
LINEモバイルは家族全員で…とよりかは個人でシンプルに契約という格安SIMですので、シェアプランは用意されていません。どうしてもシェアプランを選びたい…という場合は、LINEモバイル以外の格安SIMを申し込む必要があります。
でも、データのプレゼントはできるんだよね!?
うん!シェアプランはなくても、シェアはできます!
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3. その他のデメリット・注意点
ここまで、大手キャリアとその他の格安SIMと比較した時のLINEモバイルのデメリット・注意点を上げてきました。
ここからは、その他に考えられるLINEモバイルのデメリット・注意点を解説していきます!
LINEモバイルは優秀な格安SIMです。軽率に乗り換えても決して後悔することはないです。でもでも、乗り換えるからには、LINEモバイルの悪いところを「全部」知っておいてもらおうと思っています!
電話番号の譲渡ができない
LINEモバイルでは電話番号の譲渡ができません。
というのも、大手キャリアからMNPする場合、名義人名が一致してなければならないからです。
電話番号の譲渡ができないのはLINEモバイルだけでなく、他の格安SIMでも同様です。語呂が良い番号だから、誰かに譲ってあげたいな…などと思っている方は、格安SIMでは同一名義人でないと引き継ぎできないことを頭に入れておきましょう。
なお、どうしても番号を譲渡したい方は、乗り換え前に大手キャリア側で名義変更を行うことで、番号譲渡ができます。
新発売のスマホの動作確認が発売後
LINEモバイルでの新作スマホの動作確認は、発売後数日経ってからです。
そのため、スマホを発売日に買ったけどLINEモバイルではまだ対応していなかった…という事態になる可能性があります。(これまでにはありません!)
私も前の会社でサービスの動作確認を担当したことがあるのですが、最新スマホは発売日前に入手することはできないんです。そのため、最新スマホは発売後に大急ぎで検証するのが一般的です。
LINEモバイルもその例外ではないです。最新iPhoneも発売後に順次検証完了のアナウンスがされています。
ただ、1つ安心してほしいのは、これまでメジャーなスマホは全て使えるようになっていることです。
例えば、iPhoneシリーズ。iPhoneは日本で大人気のスマホですし、これが使えなかったら日本中大勢の人がスマホを使えなくなってしまいますよね?
そんなことがないよう、LINEモバイルではメジャーなスマホではちゃんと動くよう、設計されています。もし万が一動かなかったとしても、動くよう開発を行うでしょう。これまでもメジャーなスマホで動かなかった事例はありません。
▼関連記事:LINEモバイルで最新のiPhoneXS・XRは使える?
土日や月末月初はサポート窓口が混雑する
LINEモバイルでは、土日や月末月初、電話でのサポート窓口が非常に混雑します。
LINEモバイルのサポートダイヤル、全然繋がらない!
— ako (@akosiesta) April 4, 2018
待つ時は20分〜30分待った…なんていう声もあがっています。
逆に月の半ばや平日、お昼を避けた時間帯では比較的繋がりやすいです。
急ぎの用件の場合は、電話での解決を図るほかありません。ですが、緊急性の低い問題の場合は、LINEアプリを使ったAIのヘルプも有効です。AIの「いつでもヘルプ」はLINEモバイルを契約していなくても使えますので、試してみてもいいでしょう。
セット購入する端末が高い可能性あり
LINEモバイルでは端末のセット販売も行っていますが、必ずしも最安値で売っているとは限りません。Amazonなど別のサイトの方が安く買える場合があります。
些細な事ですが、節約しまくるならばこのあたりも徹底したいところですよね…?
SIMフリー端末を合わせて購入する場合は、一度他のショッピングサイトから安く買うことができないか、チェックしてみるとよいでしょう。
3G専用端末では使えない
LINEモバイルのSIMは、3G回線専用の端末では使うことができません。
4GLTEに対応している端末のみで使うことができます。
直近で販売されたスマホやタブレットには3G回線専用のものはありませんが、少し前に発売された格安スマホの一部には3G専用端末がまだ存在します。
例:Covia FLEAZ NEOなど
以前使用していた機種を再び使いたいと思っている方は、念のため確認しておくようにしましょう。
▼関連記事
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まとめ│LINEモバイルはデメリット以上に優秀
ここまでLINEモバイル(ラインモバイル)のデメリット・注意点について解説してきました。いかがだったでしょうか?目一杯デメリットを語ってきたのでもしかしたら悪い印象を持ったり、不安になってしまった方もいるかもしれません…。
LINEモバイルではそういったデメリットや弱点をうまく補完できているのも事実です。
「LINEアプリと連携した操作」や「LINEがそのまま使える仕様」「カウントフリー」など、他社にはなかなか真似できない強みがたくさんあります。そんなLINEモバイルの強み&弱みを知り、しっかりと納得した上で、回線の契約へ進んで頂ければと思います。
LINEモバイルのメリットは下のページにまとめてありますので、よかったら確認してみてくださいね!
このページのまとめは下記になります!
回線速度が少し劣る
店舗窓口がない
バーストモードがない
高速/低速の切り替えができない
13ヶ月以内の解約は解約金があり
超大容量プランがない
シェアプランがない
新発売のスマホのLINEモバイルの動作確認がスマホ発売後
土日や月末月初はサポート窓口が混雑する
セット購入する端末が高い可能性あり
3G専用端末では使えない
LINEモバイルに乗り換えてみたいと思った方は、LINEモバイルへの乗り換え(MNP)徹底解説ページを参考にしてみてくださいね。
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